<出前講座>ふくしまイノベ未来講座でお話しさせて頂きました
2023/05/252023年5月11日(木)、福島県立相馬総合高校さま(福島県相馬市)にて、ふくしまイノベ未来講座の講師としてお話しさせて頂きました。
ふくしまイノベ未来講座とは、公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構が主催する、福島県の未来を牽引する若者たちを対象に福島イノベーション・コースト構想に関わる有識者を招聘した出前講座です。本講座は、「イノベ機構の周知」に留まらず、先進的な技術等を「学ぶ機会」、「福島県のポテンシャルの高さ(ワクワクする地域)を知る機会」を設け、「福島県発のイノベーションを創出する人材」を輩出することを目的としています。
公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構のホームページはこちら
当日は、「ロボット・ドローン」「農林水産業」「エネルギー・環境・リサイクル」「航空宇宙」「医療関連」「科学教育(放射線教育)」の6つの分野の講師が県内外から集まり、2年生の皆さんを対象に講座が開かれました。
当社は「医療関連」の講師として、「健康には腸しかかたん~食品メーカーが産学官連携事業で学んだこと~」というタイトルで、食と健康(腸活)の重要性や、福島の食品メーカーが医療関連分野でどのような挑戦をしたのかといったことをお話しさせて頂きました。
講座内では、当社が産学(官)連携で開発した玄米甘酒「玄米オリザーノ」と、ダチョウ抗体配合の米麹甘酒「おでかけ前にたたかうあまざけ」の飲み比べも行いました。玄米オリザーノを試飲してくれた男子生徒さんは「めっちゃおいしい!これは思ってた甘酒じゃない!(他の生徒さんにも)飲んでみてよ!」と大盛り上がりでした。
当社は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施した東日本大震災後の復興マッチングプロジェクトで琉球大学医学部第二内科様とご縁を頂きました。益崎裕章教授チームが長年に渡って研究されている玄米に含まれる機能成分「γオリザノール」に着目し、福島県ハイテクプラザ様にも玄米麹製麹の技術指導をして頂きながら3年半の研究開発期間を経て2015年に発売したのが、玄米発酵飲料「玄米オリザーノ甘酒」です。
この共同研究では、沖縄県健康づくり財団様にもご協力頂き、玄米オリザーノの臨床試験も実施しています。本品飲用による、間食回数の低下や便秘肌荒れの改善等が認められました。
さらに、玄米オリザーノ飲用者は、対象飲料飲用者に比べて善玉菌が増加し、悪玉菌が減るというデータも得られました。
実際にご購入頂いているお客様からは「飲むのを止めると便秘になる」「おなかの調子が良い」といったご感想を多く頂いています。
また、驚異的な免疫力を持つダチョウから様々な抗体を精製している京都府立大学学長の塚本康浩教授、副学長の増村威宏教授と共に、ダチョウ抗体入りの米麹甘酒の共同研究を実施し、「おでかけ前にたたかうあまざけ」として製品化に成功しました。
ダチョウ抗体は無味無臭のため、味わいは米麹甘酒そのものです。サラサラと飲めるので、「外出前に飲むとうんと力をもらえそうです」というご感想も頂いています。新感覚のお守りドリンクとして日々の健康生活にお役立ていただけます。
福島の未来を担う生徒の皆さんに、少しでも福島の食や地元企業の取組に興味を持っていただけたら嬉しいです。
お招きいただき有難うございました!