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清らかな春に食べたい、玄米甘酒と万能調味料おかずみそレシピ ~二十四節季「清明」~

2023/04/10
春の会津 

清らかな春「清明」の時期におすすめしたいのが、玄米甘酒や万能調味料おかずみそ。

二十四節季のひとつ「清明」は、春の節季の1つで、ちょうど5番目に当たる節季です。

「清明」とは、“清浄明潔”という言葉を略したもので、「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味があります。

「清明」の名前の通り、空は青く澄んで清く、気候は温暖になり、芽生えた草木もそれぞれの名前が分かるほど個性を発揮してきます。様々な命が、いきいきと輝きだす季節です。

そんな清明の時期におすすめしたい、米麹(玄米麹)を使用した玄米甘酒について、また、万能調味料「おかずみそ」を使ったレシピなどをご紹介します。

1.栄養価が高い「米麹甘酒」

米麹甘酒

ちょうど清明の頃(4月5日~)は、新年度が始まり、新たな環境での生活や仕事などがスタートする方も多く、入学・進学・転職・転勤など、様々な場面で生活環境が変わる事が多い季節です。
また、環境に馴染むのによりエネルギーをたくさん使うこの時期は、生活リズムに慣れない事もしばしば。
 
特に朝はいろいろ忙しくて、朝食抜きにした…という経験もあるのではないでしょうか。
人間の体は寝ている間も生命維持のためしっかり働いていますので、朝起きた体は、水分もエネルギーも消費している状態です。


朝、コップ1杯の水を飲むと良いと言われていますが、朝食も1日のスタート飯であり、脳や体を動かすためのエネルギー源となります。
朝食としても、何かと活動的になる春にもおすすめしたいのが「米麹甘酒」です。

お米と米麹で作られた米麹甘酒は、日本では江戸時代から滋養強壮の飲み物として親しまれている発酵ドリンクです。また栄養価も高く「飲む点滴」「飲む美容液」とも呼ばれています。


健康・美容を意識されている方はもちろん、腸内環境を整える食物繊維やオリゴ糖などの栄養素も含まれているのもポイント。栄養豊富な腸活のサポート飲料としてもおすすめします。

甘酒のお問合せの中でも多く聞かれる声が「甘酒はお酒が入っているか?」という内容です。「酒」という漢字が使われているのもあり、“甘酒=お酒が入っている飲み物”と思われている方もいらっしゃいます。
甘酒は大きく分けて、酒粕甘酒と米麹甘酒の2種類があります(※混ざっているものもあります)。
原材料に酒粕を使用している酒粕甘酒は、アルコール分が含まれていますが、米と米麹を発酵させて作る米麹甘酒にはアルコールが含まれておりません。

ノンアルコールの米麹甘酒は、お酒が苦手な方や、運転される方、小さなお子様から大人まで幅広く安心してお飲み頂ける発酵飲料です。また、米麹甘酒の甘味は一定の温度(約60~65℃位)・時間で加熱することにより、米に含まれるでんぷん質が麹菌によってブドウ糖に変化することで甘くなります。お砂糖を加えなくとも、米本来のおだやかな自然の甘みが感じられます。


米麹甘酒は、発酵により体内へ吸収されやすくなっています。忙しい朝のスピード朝食として、また運動後の素早いエネルギー補給ドリンクにもピッタリです。

2.玄米甘酒「玄米オリザーノあまざけ」とは

玄米甘酒

当社の甘酒は、全て米麹甘酒です。
白米と米麹で仕上げた白色の甘酒をはじめ、国産玄米と玄米麹を使用したブラウン色の甘酒「玄米オリザーノあまざけ」がございます。

特に、玄米のつぶつぶ食感があるお粥のような“食べる感覚”の玄米甘酒「玄米オリザーノあまざけ」は、玄米好きな方はもちろん、玄米を食事にとり入れてみたい方など、玄米ビギナーさんにもおすすめです。そのまま容器に開けて飲めるので、炊飯器でご飯を炊く等の手間も省けます。

健康や美容を意識されている方や腸活としても人気がある食材の玄米は、“天然の完全食”とも言われています。いつもの食事に玄米甘酒を手軽に摂り入れてみてはいかがでしょうか?

玄米甘酒「玄米オリザーノあまざけ」はそのままでも美味しくいただけますが、プレーンヨーグルトにかけたり、お好みの飲み物で割ってアレンジするのもおすすめです。お料理レシピ等の砂糖代わりとして使用すると、やさしい甘味とコクが出でよりおいしいですよ。

3.清々しい春の朝食に!パパっと簡単レシピ

おかずみそ

玄米オリザーノあまざけ、万能調味料おかずみそ「たっぷり肉みそ」を使った簡単レシピをご紹介します。

①玄米甘酒コーンスープ
~忙しい朝に、やさしい温朝食としてもどうぞ~

玄米甘酒 コーンスープ

◆材料(約2人前)
玄米オリザーノ甘酒  濃縮タイプ1袋(120g)
牛乳または豆乳    180㏄
コーンクリーム缶   1缶(180g)

◇作り方

1、鍋に、全ての材料を入れ火にかけ混ぜる。

2、鍋の周りがフツフツとしてきたら火を止め、マグカップ等に入れる。

◎ワンポイント:お好みで、ブラックペッパーや、クルトン、パセリなどをトッピングしても美味しいです。コーンクリーム缶の代用として、インスタントを使ってもOKです。

■万能調味料おかずみそ「たっぷり肉みそ」はこちらから

②キャベツと肉みそのホットサンド
  ~とろ~りチーズと、おかずみそ
「たっぷり肉みそ」のハーモニー~

肉みそホットサンド おかずみそ

◆材料(1人分)
食パン(8枚切り) 2枚
キャベツ       30g
スライスチーズ    1枚
たっぷり肉みそ    大さじ1~2
マーガリン      小さじ2程度
 

◇作り方

1、キャベツは千切りにする。

2、食パンの片面それぞれにマーガリンをぬる。

3、食パン1枚に肉みそをぬり、その上に、キャベツ、スライスチーズ、食パンの順に重ねる。

4、3を上から手でギュっと押さえ、トースターで焼き目がつくまで焼く。

◎ワンポイント:おかずみそ「たっぷり肉みそ」だけで味付けが決まります!市販の千切りキャベツでもOK!チーズをたっぷり入れても美味しいです!ブラックペッパーでピリッと大人のアクセントもおすすめですよ。

■万能調味料おかずみそ「たっぷり肉みそ」はこちらから

4.二十四節季「清明」とは

二十四節季(にじゅうしせっき)とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれを6つに分けたものです。合計24の節目があり、季節や自然の変化を示す伝統的な日本の暦のことを指します。
日本の農業や生活に合わせた行事にあたることもあり、自然との共生を大切にする日、また、古来より日本の伝統文化の一つとしても重要とされています。

ちょうど毎年4月5日~4月19日頃が「清明」にあたります。
春・夏・秋・冬ごとに分けると以下一覧のようになります。

・春(立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨)
・夏(立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑)
・秋(立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降)
・冬(立冬、大雪、大雪、冬至、小寒、大寒)

5.「清明」は、お墓参りの地域もあり

お墓参りというと、春彼岸、お盆、秋彼岸…のイメージがありますが、地域によってはお墓参りの季節とされています。
中国、台湾、香港などの中華圏では、春分の日から15日目(清明に入る日。毎年4月5日頃)は「清明節(せいめいせつ)」と呼ばれる祝日にあたります。
この日はお墓を掃除して墓参りをするため、「掃墓節(そうぼせつ)」とも呼ばれています。ちょうど日本でいう「お盆」に当たる日とされています。

また沖縄では中国からこの行事が伝わり、清明に「シーミー(ウーシーミー)」と呼ばれる清明祭が行われます。清明祭では、先祖のお墓に親戚一同が集まり、お墓掃除をしてお供えをした後、お墓の前で宴会をします。そのため、沖縄のお墓にはシーミーを催すスペースが設けられているところが多くみられたりします。

清明の頃には、南東から「清明風」と呼ばれる穏やかな風が吹いてきます。
これは、冷たい北風の季節が終わり、春の到来を知らせてくれる風とも言えます。この時期になると晴れの日は暖かく、とても過ごしやすい気候となってきます。


何かと活動的な春は、人間も動植物もエネルギー消費が活発になります。
草木の緑色や春に咲く色とりどりの花など、春の柔らかな景色を堪能しつつ、毎日の体調管理もしっかりと行いたいですね。

6.活動的な春の体調管理に「米麹甘酒」

◎会津天宝ノンアルコール「米麹甘酒」商品 3種類をご紹介します。

■玄米の香ばしい香りとつぶつぶ食感が楽しい
 ~まるで食べる甘酒~

玄米オリザーノあまざけ

*保存に便利な常温濃縮タイプと、
そのまま飲める要冷蔵ストレートタイプがございます。

■ダチョウの並外れた自己免疫力に着目
 ~お守り代わりの甘酒~

おでかけ前にたたかうあまざけ

■国産米を使用したすっきりとした味わい
 ~麹のやさしい甘さ際立つ甘酒~

伝承会津あまざけ

                     参考:山下景子著「二十四節季と七十二候の季節手帖」