オンラインショップ 一汁一菜亭

麹の調味料「塩糀ノンオイルドレッシング」

2023/10/20
塩糀ノンオイルドレッシング

会津天宝の塩糀ノンオイルドレッシングは、塩麹の旨味が感じられる麹の調味料です。
塩麹は、米麹、塩、水を混ぜ合わせたシンプルな原材料ながら、素材のおいしさをより引き出してくれます。


そんな麹の調味料「塩糀ノンオイルドレッシング」は、発売から現在に至るまで多くの方々にご愛顧いただいており、当社オンラインショップランキングでも、常に上位を占める人気商品です。


このコラムでは、人気商品「塩糀ノンオイルドレッシング」の開発ストーリー、塩麹と塩糀ノンオイルドレッシングについて、より楽しめる簡単レシピもあわせてご紹介します。

1、 開発ストーリー:「塩糀ノンオイルドレッシング」と“山本八重”

塩糀ノンオイルドレッシングは、会津出身の“ハンサムウーマン”こと「山本八重(新島八重)」という女性をイメージして開発しました。激動の時代を生きてきた彼女の心の強さや、優しさをイメージした「塩糀ノンオイルドレッシング」。

オイルは不使用。麹の味わいがしっかりと感じられ、ゆず果汁の香りが食欲をそそる優しい味わいに仕上げています。

山本八重(新島八重)は、2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」のモデルにもなった人物です。江戸時代末期、徳川幕府15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返還(大政奉還)した後、権力を失った旧幕府軍と新政府軍が衝突しました。

京都の鳥羽・伏見の戦いに始まり、北海道の五稜郭の戦いで終戦となった、1年半にも及ぶこの戦争は「戊辰戦争」と呼ばれます。

会津若松でも会津戦争と呼ばれる大きな戦いがあり、その際に自ら戦場に立ち、会津藩の軍人たちや傷病兵の看護や支援を行っていたのが山本八重(新島八重)です。

彼女の活躍は、戦争中における会津藩の苦境においても、人々に希望と支えを与えたとされています。

また、彼女の奉仕の心と勇気は、会津の歴史や文化において重要な歴史であり、彼女を称える記念館や展示物も存在します。

150年以上つくり続けている当社の麹と、会津の豊かな風土と歴史など様々な想いを込め、商品パッケージに“会津発八重美人”と称した、オリジナル麹調味料「塩糀ノンオイルドレッシング」が誕生しました。

塩糀はマイナーな調味料だった上に、ペースト状で、野菜や肉・魚などの食材を漬け込んだり、塩の代わりに使ったりすることが多く、何と言ってもマイナーな調味料でした。

ですが、2011年に巻き起こった爆発的な塩麹ブームをきっかけに、多くの方に塩麹の美味しさや便利さを知っていただくことができました。

糀に携わって150年以上の会津天宝は、麹をより身近に感じて頂きたいという想いで、糀を「かける」新提案に挑戦。手軽さと美味しさと健康感を兼ね備えた塩糀ドレッシングの開発に踏み切りました。

2、そもそも塩麹とは?

塩麹

塩麹(しおこうじ)は、日本の伝統的な調味料であり、食材を漬け込むことでより素材の旨味が引き出されます。塩麹は、米麹(こうじ)と塩、水で作られています。

麹菌は日本の風土が育んだ財産として、2006年に日本の「国菌」として認定されています。
平安時代には麹菌を専門に販売する商店がいたというほど、古くから重宝されている存在です。

塩麹の材料となる米麹は、米を水とともに発酵させて作られるもので、麹菌と呼ばれる微生物が含まれています。この麹菌は、食材のタンパク質や糖質を分解・変化させる働きを持っています。

“こうじ”には、「麹」と「糀」の2種類の文字が存在します。前者は中国から伝わった漢字で、後者は日本でつくられた和製漢字です。一般的に「麹」は米、麦、大豆などの穀類を材料にこうじ菌を繁殖させたこうじ全般を、「糀」は、米を材料にした米こうじを表すとされています。

米麹に塩を加えて一定の時間発酵させたものが塩麹です。塩麹は、日本の伝統的な調味料として古くから使われており、近年では栄養価も良いとされる食材としても注目されています。

塩麹は、漬け込む時間や方法によって、風味や味わいを調整することができます。また、塩麹自体も米由来のほんのりとした甘みがあります。

発酵の過程で食材に含まれるでんぷんがブドウ糖に分解され、自然な甘みが生み出されます。

また、塩麹をまぶして漬込んでおくと、塩麹に含まれる酵素の働きで肉や魚の身をやわらかくすることができます。下漬けや料理の際に使用することで、肉がパサつかずやわらかくなり、食材の旨みが増し、よりおいしく仕上がります。

3、塩糀の栄養素

栄養

塩麹には、さまざまな栄養素が含まれています。

塩麹の原料である米麹には、代表的な3つの消化酵素が含まれています。
酵素の種類は、それぞれ以下、一覧のとおりです。

・アミラーゼ:でんぷんを糖に分解して甘みを出す
・プロテアーゼ:タンパク質をアミノ酸に分解してうまみを出す
・リパーゼ:脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解してくれる

これらの消化酵素により、肉や魚を柔らかくし、料理にコクを出してくれます。

また、塩麹にはエネルギー代謝を助けるビタミンB1や、肌や粘膜を修復するタンパク質の代謝に係わるビタミンB2・B6、そして善玉菌を増やして腸内環境を整える酵素が含まれています。

4、腸内環境改善にも役立つ塩麹

腸内環境

塩麹は、腸内環境改善にも役立つ調味料です。

腸内環境を整えるためには、腸内の善玉菌を増やすことが重要です。


善玉菌を増やす方法の1つとしてあげられるのが、善玉菌であるプロバイオティクス(ヨーグルト、味噌、米麹甘酒、納豆、キムチ、漬物などの発酵食品)を直接摂取することです。

これらの食品は、ビフィズス菌や乳酸菌を含んでいる食べ物として知られています。また、摂取し続けても腸内に定着することはないため、継続的に補充することが大切です。

プロバイオティクスと合わせて、さらに、塩麹にも含まれているオリゴ糖や食物繊維など、善玉菌を増やす働きがあるプレバイオティクスを摂取するのも効果的です。

善玉菌のエサとしても働いていますので、善玉菌を含む食品とセットで食べることでさらに腸内環境を整えることができますよ。
健康面や美容面でも嬉しいポイントです。

5、塩糀ノンオイルドレッシングとは?

野菜サラダ

麹をたっぷり使用している「塩糀ノンオイルドレッシング」は、麹本来の旨味やお酢の程よい酸味、やさしい甘さが感じられるドレッシングです。さらに、ゆず果汁入りで、さわやかな香りが広がります。サラダなどにかければ、食材の旨みを引き立ててくれます。


塩麹は、肉や魚、野菜などの食材を漬け込む際に使われることが多い調味料ですが、塩麹と同じような濃い塩味ではなく、穏やかなやさしい塩味に仕上げています(1食分大さじ1杯あたり、食塩相当量0.5g(推定値))。

また、ノンオイル仕様ですのでさっぱりと、また、お酢の程よい酸味ですっきりとした味わいが楽しめますよ。


普段から、健康や食生活に気を遣われている方、食材を引き立てるやさしい味がお好きな方、また、塩麹や甘酒など麹がお好きな方などにご愛顧頂いています。

■私は野菜サラダが大好きなので、毎朝食卓にあります。塩糀ドレッシングが気に入り、トマトなどにもかけて食しています。本当に美味しいです。(茨城県 男性)

■お友達のお宅で頂いたサラダにかけてありました。美味しい!お取り寄せし、娘達や職場の人達にもプレゼントしました。(埼玉県 女性)

■やさしくおいしい味が、採れたての野菜たちにピッタリと合いました。ノンオイルなので、身体に安心ですが、食事の後の洗い物も楽々です。今では、毎朝たっぷりの野菜にたっぷりとかけておいしくいただいています。(新潟県 女性)

上記は、糀の調味料“塩糀ノンオイルドレッシング”をご愛顧頂いているお客様からの声の一部です。
当社お客様相談室へのお電話でも、

「本当に美味しくてすぐ無くなっちゃうの!塩糀ドレッシングが無いと困るのよ!」

と、お客様より嬉しいお声を頂いています。


ドレッシングはサラダにかけるイメージが強いかと思いますが、サラダはもちろんお肉やお魚などお料理に合わせてもお楽しみ頂けます。

ノンオイルなのでよりすっきりと、ゆず入りの風味でさっぱりと頂けます。塩味は控え目で、お酢の程よい酸味と甘味、ゆずの風味が広がります。

▼塩糀ノンオイルドレッシング関連コラムはこちらから

6、塩糀ノンオイルドレッシング活用レシピをご紹介!

野菜サラダや、シンプルな食材にかけて美味しい塩麹ノンオイルドレッシングですが、
お料理の味付やアクセントとしてもお楽しみいただけます。
お家で簡単!活用レシピをご紹介します。

塩糀ノンオイルドレッシングを使ったレシピ~

レシピ①
【八重美人のゆで卵ピクルス】

八重美人のゆで卵ピクルス

<材料(4個分)>
・卵(Mサイズ)         4個
塩糀ノンオイルドレッシング  大さじ2程度
・めんつゆ(ストレート)     大さじ1程度

<作り方>
1.ゆで卵をつくる。水からゆでて沸騰したら5分、火を止める。
2.1を水にさらして殻をむき、ポリ袋に入れ、塩糀ノンオイルドレッシング、めんつゆを加え、なるべく空気が入らないようにして口をしばる。
3.2を冷蔵庫に入れ、1日以上おく。

やさしい塩糀ノンオイルドレッシングとめんつゆが卵にやさしく染み込みます。
ゆで卵を漬けるだけでおかず1品完成!酒の肴にもおすすめです!

レシピ②
【八重美人のいなり寿司】

八重美人のいなり寿司

<材料(2人分)>
油揚げ           3枚
水             100㏄
砂糖            大さじ1と1/2
しょうゆ        大さじ2
きゅうり        1/2本
塩(きゅうり塩もみ用)    ひとつまみ
ごはん(あたたかい)     1合
塩糀ノンオイルドレッシング 大さじ3
さけフレーク        大さじ2
いりごま(白)        大さじ1

<作り方>
1.油揚げは油抜きし、半分に切り、水、砂糖、しょうゆで煮る。人肌程度まで冷ましておく。
2.きゅうりは薄めの半月切りにして塩もみし、余分な水分はきっておく。
3.温かいごはんに、塩糀ノンオイルドレッシングを加えて混ぜ、そこへ、
ごま、さけフレーク、きゅうりを入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
4.3を6等分にして1につめる。

すし酢の代わりに、塩糀ノンオイルドレッシングを使用。塩糀が酢の酸味を和らげ、やさしく感じさせてくれます。また、ふんわり香るゆずが食欲をかきたてますよ。

酢飯を入れて作るお稲荷さんも美味しいですが、さけフレークや胡瓜の食感もアクセントとなり、さらに見ても食べても楽しいおいなりさんに仕上がりますよ!

「麹の調味料」会津天宝おすすめ商品

塩糀ノンオイルドレッシング

食材にかけて!つけて!やさしい味わいの麹を味わうドレッシングです。
お料理の味のアクセントにも使えます。

会津老舗の味 塩糀380g

肉・魚を漬けたり、旬の野菜のお漬物など、使い方いろいろ!
たまごかけごはんのお醤油代わりに使うのもおすすめですよ~!

米こうじ300g

塩麴を自分で作りたい方におすすめ!もちろん甘酒も作れますよ~!
乾燥米麹ですので、麹粒がパラパラとしており、使いやすくなっています。
手づくり派におすすめです。