甘酒の栄養成分 ~食物繊維・オリゴ糖~
2023/03/24「飲んで衝撃。まるで玄米を飲んでいるかのような甘酒」とレビューを頂いた玄米甘酒。腸活を始めたい方にもおすすめ!
甘酒の栄養成分でもある「食物繊維」「オリゴ糖」は、野菜や果物をはじめ多くの食品にも含まれています。
食物繊維は、お腹の調子を整えるサプリとして、オリゴ糖は体にやさしい甘味料等として、ドラックストアやスーパーで手軽に買う事ができます。
製品に入っている場合、パッケージに強調表示されている事もあり、一般的に体に良いイメージを持つ栄養成分です。
・食物繊維・オリゴ糖ってなんだろう?
・体にとってどういう働きをするのか?
・腸内環境、お腹の調子が整うってどういうこと?
など、甘酒の栄養成分でもある食物繊維・オリゴ糖について詳しくご紹介します。
1.甘酒の栄養 食物繊維とは?
食物繊維は、炭水化物のうち糖質ではないものを言います。また、人間の消化酵素で消化されない難消化性多糖類を指します。整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目されており、“第6の栄養素”と言われることもあります。
食物繊維の種類は、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維に分けられます。
それぞれの特徴及び役割は、以下の通りです。
・水溶性食物繊維
水に溶けるタイプの食物繊維です。主に、植物の細胞壁などの構成成分であり、水に溶けるとゼリー状になります。
ドロっとしたゼリー状の食物繊維は、小腸や大腸内に張りついてゆっくり移動するので、摂取するとお腹が空きにくくなります。また、糖質やコレステロールなどの栄養素の吸収をおだやかにし、食後の血糖値上昇を抑える効果もあるとされています。
水溶性食物繊維が多く含まれる食材は、昆布やわかめなどの海藻類、大根、キャベツなどの野菜類などがあげられます。
血糖値の上昇は空腹感に影響してくるので、水溶性食物繊維を摂取することで食べ過ぎを抑えたり、高血圧、糖尿病などの予防にも効果的とされています。
・不溶性食物繊維
水に溶けないタイプの食物繊維です。植物の細胞壁の構成の他、カニやエビなどにも含まれています。便の量を増やして腸の働きを活発にするはたらきもありますので、スムーズなお通じのサポートをします。
さらに、乳酸菌やビフィズス菌など、体によい作用をもたらす善玉菌のエサとなり、菌を増やしておなかの調子を整えてくれる効果があります。
不溶性食物繊維が多く含まれている食材は、大豆や小豆などの豆類、ごぼう、ライ麦、玄米などです。
食物繊維は体に良いとはいえ、過剰に摂取してしまうと小腸での栄養吸収を阻害したり、かえって便通が乱れてしまったりすることがあります。健康サポートとして役立てるためには、どちらか一方だけではなく、水溶性・脂溶性、両方の食物繊維をバランスよく補うことが大切です。
2.甘酒の栄養 オリゴ糖とは?
オリゴ糖とは、糖質のうち、最小単位である単糖が2個から10個程度結びついたものを言います。糖類には、それ以上分解されない「単糖類」、単糖が複数個結びついた「少糖類」「多糖類」といった分け方があります。オリゴ糖は少糖類に分類されています。
オリゴ糖の“オリゴ”は、ギリシャ語で「少ない」という意味があります。少ない数の単糖が結合していることからこの名前が付けられています。
オリゴ糖は、「消化性オリゴ糖」「難消化性オリゴ糖」の2種類に分類されます。
・消化性オリゴ糖
砂糖の成分「ショ糖」や牛乳に含まれる「乳糖」などのように、消化酵素によって分解され、体を動かすエネルギー源になります。
・難消化性オリゴ糖
消化されずに大腸まで届きます。おなかの調子を整えるオリゴ糖と言えば難消化性オリゴ糖の事を言います。
人間の体内には、オリゴ糖を分解できる酵素が少なく、単糖にすることが難しくなっています。よって、小腸で吸収することも難しいのです。小腸で吸収しにくいという事は、体内に取り込みにくくなるので、血糖値に影響も及びにくいという事になります。
難消化性オリゴ糖は、小腸で吸収されずにそのまま大腸へ運ばれ、大腸内の腸内細菌のえさとなり、腸内環境を整えるのに役立ちます。
3.食物繊維・オリゴ糖は、腸内環境を整えます
甘酒に含まれる食物繊維・オリゴ糖は、腸内環境を整えるために必要な役割を果たす栄養成分です。
健やかな毎日を送るための方法の1つとして、“腸内環境を整える”ということが注目されています。
腸内には、およそ1000種類、100兆個もの腸内細菌が生息していることをご存じでしょうか?
腸内細菌は、種類ごとに分かれて腸内に棲んでおり、腸壁に隙間なく張り付いてます。
その様子がまるでお花畑のように見える事から「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼ばれています。
腸内細菌は、大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という3種類に分けられます。
・善玉菌
善玉菌はヒトの体を守ってくれる腸内細菌で、乳酸菌やビフィズス菌などのことを指します。糖分や食物繊維を発酵させて酢酸・乳酸などを生成し、腸内を弱酸性に保つのが主な働きです。
・悪玉菌
悪玉菌は、体に悪影響をもたらす腸内細菌のことです。おもに、大腸菌(有毒株)やブドウ球菌、ウェルシュ菌などを指します。
腸内の悪玉菌が増えすぎると、毒性物質が生成されるため、結果的に健康を損なってしまいます。悪玉菌は、タンパク質・脂質メインの食事や便秘、ストレスなどにより増加するため、注意が必要です。
・日和見菌
3つの腸内細菌において、日和見菌は最も数が多い存在です。
また、善玉菌・悪玉菌のうち、優勢な方と同じ働きをする腸内細菌でもあります。
腸内環境を健康に保つためには、日和見菌を善玉菌優勢の状態にする必要があります。
腸内細菌の種類は個人差があり、普段の食生活などによっても異なってきます。また、菌の数は年齢によって増減はあるものの、菌の種類は一生を通じてほとんど変わらないとも言われています。
精神を安定させる神経伝達ホルモン(幸せホルモン)である「セロトニン」の約90%は、脳ではなく腸でつくられています。
セロトニンは、腸内でトリプトファンというアミノ酸から合成されるのですが、この合成は、腸内の善玉菌が担っています。
腸内フローラをきちんと整えてあげることで腸内細菌が活性化し、セロトニンの生成(合成)もスムーズになります。
体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。
腸内が酸性になると、悪玉菌の増殖を抑えられるようになり、その結果、腸内で毒性物質が生成されることを防ぎつつ、腸の運動をより活発にすることができます。
善玉菌を増やす食物繊維やオリゴ糖、ビタミン、アミノ酸、葉酸など、栄養バランスの良い食生活を心がけるとともに、腸内細菌も合わせて健康な体内の環境を作ることも大切です。
4.腸内環境サポートに!「玄米オリザーノあまざけ」
玄米オリザーノあまざけは、国産玄米・玄米麹を使用した玄米甘酒です。
玄米は“天然の完全食”とも言われるほど栄養価が高く、食物繊維も多く含まれています。
■「毎朝、朝食におきかえて食べています。お腹のハリもなくなり、続けていきたいと思います。
便秘改善され、お肌の調子もいい感じです。(京都府・女性)」
■「何といってもお腹の調子がよく、飲みはじめてから便秘しなくなりました。(大阪府・女性)」
■「長く愛飲しています。朝食として健康維持の為に飲んでいます(福岡県・女性)」
こちらは、実際に玄米オリザーノあまざけを飲まれた方の声の一部です。
白米で作る甘酒とは違い、玄米のつぶつぶ食感をあえて残しており、飲むというより食べる感覚的な玄米甘酒に仕上げています。
人間の脳や体は寝ている間もずっと生きるためのエネルギ―が代謝され、また水分も同様に消費されています。朝ご飯は体を動かす為にもとても重要な役割を果たします。
1日のスタート飯でもある朝食、毎日食べているでしょうか?
玄米オリザーノあまざけは、1袋で約170kcal(ご飯で言うとお茶碗7分目位)あります。何かと忙しい朝に、簡単にさっとエネルギー補給できるお手軽朝食として、またお通じが気になっている方、腸活や健康サポートドリンクとしてご愛飲いただいています。
玄米と玄米麹が材料の発酵飲料「玄米オリザーノあまざけ」は、玄米の香ばしい香りと、やさしい自然な甘味が特徴です。そのままお飲み頂いたり、料理のお砂糖代わりに、またスイーツ等にアレンジしてお使いいただくのもおすすめです。
腸内環境を整える作用がある「食物繊維」と「オリゴ糖」は、米麹甘酒に含有されています。
また、発酵の力で、すでに分解されているので、体内への吸収がはやく身体にもやさしい飲み物です。
日本では江戸時代より、夏の滋養強壮の飲み物として親しまれていた栄養豊富な甘酒。米麹甘酒は、食物繊維、オリゴ糖の他にも、ビタミンB群や必須アミノ酸など多くの栄養素が含まれており、その栄養価の高さから「飲む点滴」「飲む美容液」とも言われています。
夏バテ予防として、また、健康のみならず、美容や腸活など、体を気遣う方にも注目されている発酵ドリンクです。
米麹甘酒は、米と米麹を使用しています。また、酒粕を使用していないのでアルコールも入っていません。普段から健康を意識されている方、赤ちゃんや妊婦さん、子育て中のお母さんなど、より栄養素を多く必要としている方にも安心してお飲み頂けます。
当社の甘酒はすべてノンアルコールの「米麹甘酒」です。
玄米オリザーノあまざけなど、全3種類の甘酒をご用意しています。
■“天然の完全食”とも言われる「玄米」を使用
~まるで食べる甘酒~
「玄米オリザーノあまざけ」
■ダチョウの並外れた自己免疫力に着目
~お守り代わりの甘酒~
「おでかけ前にたたかうあまざけ」
■国産米を使用したすっきりとした味わい
~麹のやさしい甘さ際立つ甘酒~
「伝承会津あまざけ」
腸内環境は、生活環境や日々の食事によっても変化します。
健康な体は、1つの栄養素だけを多く摂取すれば良いわけではありません。必要な栄養素をバランスよく摂取することで、腸内をはじめ体全体のバランスも保たれています。
栄養、運動、睡眠も意識しながら、米麹甘酒を健康管理サポートの1つとしてお役立てください。
参考:厚生労働省「e-ヘルスネット」