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春分や春彼岸に食べたい玄米甘酒レシピもご紹介!~二十四節季めぐり「春分」~

2023/03/16

新生活た新学期など、体も心も何かと活動的になる春におすすめしたいのが米麹甘酒や玄米甘酒です。

日本には、四季(春夏秋冬)があります。また、季節・気温・気候・地域などの違いによって様々な環境が生まれ、自然の豊かさや季節の移ろいなど変化に富んでいます。
1年を通し、四季によって自然のおりなす表情が楽しめる美しい国とも言えます。

二十四節季(にじゅうしせっき)とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれを6つに分けたものです。合計24の節目があり、季節や自然の変化を示す伝統的な日本の暦のことを指します。
 

日本の農業や生活に合わせた行事にあたることもあり、自然との共生を大切にする日、また、古来より日本の伝統文化の一つとしても重要とされています。

今回は、そんな二十四節季の1つ「春分」について、また、春分の季節にに食べたい玄米甘酒レシピ等をご紹介します。
   
   

1.二十四節季「春分」とは?

 二十四節季のひとつ「春分」は、春の節季の1つで、ちょうど4番目に当たる節季です。
 春・夏・秋・冬ごとに分けると以下のようになります。

(立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨)
・夏(立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑)
・秋(立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降)
・冬(立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒)

二十四節季は、季節を表す言葉として用いられています。「春分」は、昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に陽が延びていきます。

2.春分の日は定まっていない?!

 春分の日は、3月21日頃となります。
 “頃”という表現になるのも、春分の日は3月20日だったり、3月21日だったりと一定ではなく、「地球と太陽の関係」で決められているので、日にちが定まっていないのです。


 地球は自転をしながら太陽のまわりをまわっています。これを公転といい、ほぼ同じ日に同じ場所を通って一周するのが特徴です。ただし、地球が太陽の周りを公転する周期はぴったり365日なのではなく、厳密には365日と約6時間程度かかるため、国立天文台が観測を行い、毎年春分の日がいつなのかを決めるそうです。

 春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という国民の祝日でもあります。


 ちょうど春分の日の前後3日間、合計7日間は春の彼岸(春彼岸)といい、先祖の墓参りをする習慣があります。仏教では、極楽浄土(あの世)は西に、この世は東にあるとされ、太陽が真東から昇って、真西に沈む春分の日と秋分の日は、極楽浄土に最も近づける日と考えられており、春と秋の彼岸にお墓参りをするようになったと言われています。


「寒さ暑さも彼岸まで」という言葉通り、この頃から少しずつ、心地よいあたたかな春の気候となっていきます。

3.春分や春彼岸におすすめのお供え物とは?

 春分の日は、お彼岸の中日になります。
 お彼岸のお供え物といえば「ぼたもち」と「おはぎ」が有名ですが、漢字で書くと「牡丹餅」「御萩」となります。ぼたもち・おはぎ、どちらも、もち米とうるち米を混ぜて炊き、適当につぶしたもの(はんごろし)して丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子です。

 春はぼたもち(牡丹餅)、秋はおはぎ(御萩)と、季節の花にちなんだ名前で呼ばれています。
それぞれどんな違いがあるのか見ていきましょう。

「ぼたもち(牡丹餅)」
春に咲く牡丹の花のちなみ、春は「ぼたもち」といいます。
牡丹の花は大きくて丸い花ですので、ぼたもちは大きめで丸い形につくります。
材料となる小豆は秋に収穫されるので、冬を越した春は、硬くなった小豆の皮を取ってこしあんにして使っていたので、ぼたもちの餡はこしあんとなります。

「おはぎ(御萩)」
秋に咲く萩の花にちなみ、秋は「おはぎ」といいます。
餡の材料となる小豆は秋に収穫されるので、秋のおはぎには小豆を皮ごと用いた粒餡が用いられ、春のぼたもちには固くなった小豆の皮を取ったこし餡が用いられています。

 現在では、桜、ごま、かぼちゃ、ずんだ(枝豆)など、さまざまな味わいの「ぼたもち」や「おはぎ」が販売さており、小豆とは違った味わいも楽しめますね。

 ぼたもち以外にも、お彼岸のお供えとしておすすめなのは、季節の花、彼岸団子、季節の果物、故人様が好きだった食べ物、精進料理などがあげられます。

4.春分や春彼岸メニューに!簡単レシピをご紹介!

万能調味料「おかずみそ」、玄米オリザーノあまざけを使った簡単レシピをご紹介します。

①ねぎみそのほうれん草あえ

~茹でて和えるだけ!簡単おかず~

◆材料(2人分)
ほうれん草  100g
塩(ゆで用)  少々
ねぎみそ    大さじ2
練りからし  小さじ1/2

◇作り方

1.ほうれん草をよく洗う。塩入り熱湯で色よくゆで、冷水で冷やし、
  水気を絞り、約2cm程度に切る。

2.ねぎみそと練りからしを辛子を混ぜ合わせる。

3.いただく直前に和え、器に盛る。

◎ワンポイント:冷凍ほうれんそうを使用してもおいしいです!

②白玉だんごの玄米甘酒かけ

~もちっと食感と玄米甘酒のやさしい甘さが後を引きます~

◆材料(約2人前)
玄米オリザーノ甘酒  濃縮タイプ1袋(120g)
白玉粉         150g
水         約100~150cc
桜の塩漬け      お好みで(塩抜きして使用)

◇作り方
1.白玉粉に水を加え耳たぶくらいの固さに練ってひとまとめにする。
2.1を直径2㎝程度に丸める。
3.熱湯を沸かし、2を入れて茹でる。
4.白玉だんごが水面まで浮かんできたら、ザルで湯切りし、冷水に入れて冷ます。
5.4を水切りし器に盛り、玄米オリザーノ甘酒をかけ、お好みで桜の塩漬けをのせる。

◎ワンポイント:白玉だんごは冷水で冷まさず、あたたかい状態でも美味しいです。

5.春の体調管理に!米麹甘酒「玄米甘酒」!

春は、卒業・入学・進学・転職・転勤など、様々な場面で生活環境が変わる事が多い季節です。
新生活などに向けて、体も心も何かと活動的になる春におすすめしたいのが「米麹甘酒」です。

甘酒は、江戸時代から滋養強壮の飲み物として親しまれている発酵ドリンクです。また栄養価も高く「飲む点滴」とも呼ばれており、お子さんから大人の方まで幅広くお飲み頂けます。


ノンアルコールの米麹甘酒は、普段から健康を意識されている方、腸活などのサポート飲料です。
特に朝ご飯は一日のスタートとして体を動かす活力となります。米麹甘酒は、発酵により体内へ吸収されやすいため、忙しい朝のスピード朝食にもおすすめです。


活動的な春の体調管理に、米麹甘酒をお役立てください。

▼ノンアルコール「米麹甘酒」3種類をご紹介!

■“天然の完全食”とも言われる「玄米」を使用
~まるで食べる甘酒~
玄米オリザーノあまざけ

■ダチョウの並外れた自己免疫力に着目
 ~お守り代わりの甘酒~
おでかけ前にたたかうあまざけ

■国産米を使用したすっきりとした味わい
~麹のやさしい甘さ際立つ甘酒~
伝承会津あまざけ

                     参考:山下景子著「二十四節季と七十二候の季節手帖」