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土用の丑の日とは?鰻や「う」のつくものを食べよう!おかずみそレシピも!

2023/07/19
土用の丑の日のうなぎ

夏になると、スーパーやデパ地下などで「土用の丑の日」というキャッチコピーとともに販売されているウナギを見かけます。ウナギは夏の風物詩として広く親しまれている食べ物です。

なぜ夏にウナギを食べるのか、その理由には、中国から伝来した思想にもとづき江戸時代に広まった風習が関係しています。

このコラムでは、土用の丑の日の由来やウナギの食べ方、また、「う」のつく食べ物をおいしく食べる、簡単おかずみそレシピをご紹介します。

1.土用の丑の日とは?

土用の丑の日のうなぎ 蒲焼

土用の丑の日の由来は、中国の陰陽思想に基づいています。陰陽思想は、自然界の二つの相、すなわち陰と陽が相互に作用し合ってバランスを保つという考え方です。太陽暦と農作物の生育を関連づけ、土用の期間を特定の動物の名前で呼ぶ習慣がありました。

土用とは、太陽の黄経が特定の範囲に入る期間を指します。この期間は、陽の気が強まり、植物の生長や生育が盛んになる時期とされています。

土用の期間は四回あり、それぞれ「土用の丑」「土用の寅」「土用の午」「土用の戌」と呼ばれます。

「丑」は、十二支の中で牛を指し、土用の期間の最初の丑の日を土用の丑の日と呼びます。牛は力強い動物とされ、その肉やエネルギー源としての価値が高く評価されていました。

また、夏になると疲れがたまりやすいと考えられており、鰻を食べることで夏バテや疲労回復に効果があると信じられていました。

日本においては、江戸時代から土用丑の日に鰻を食べる習慣が広まりました。農民たちは、夏の暑さに負けずに元気で過ごすために、鰻の栄養価や滋養効果を重視しました。

その後、この風習は広く一般に受け入れられ、現代の日本においても土用の丑の日に鰻を食べることが一般的となっています。

2.土用の丑の日は、4回ある?!

土用の丑の日

土用の丑の日は、一般的に夏の季節に行われることが知られていますが、実際には夏だけではなく、年に4回設定されています。つまり、暦の上では「四季すべてにある」のです。

季節の終わりにあたる期間は、過ぎ去る季節とこれからやってくる季節の変わり目にあたります。そのようなタイミングは、気候の変化から体温調節がしにくく、体調に注意しなければなりません。

体調を崩しやすい時期だからこそ、土用の丑の日に栄養のあるものを食べる風習が生まれたと考えられています。

土用の丑の日は各季節にありますが、現代において特に有名なのは「夏」の土用の丑の日です。これは「8月の立秋前の土用期間にある丑の日」のことで、厳しい暑さから体調を崩しやすい時期と重なります。

夏バテしやすいだけでなく、湿度が高く菌が繁殖しやすいため、かつては疫病が流行する時期ともいわれていました。また、水の事故が増える時期でもあるため、体力の低下や感染症以外にも、命の危険に直面しやすい季節といえます。

夏の暑さで起こるさまざまな危険から身を守る知恵として、夏の土用の丑の日は広く定着したとされています。

3.ウナギの食べ方はいろいろ

土用の丑の日にウナギを食べるには、ウナギ屋へ行って外食を楽しむのも一つの手です。しかし、現在ではスーパーなどでもウナギの蒲焼きが売られていますので、家庭で手軽に楽しむことが出来ます。

以下に、いくつかのうなぎのおいしい食べ方をご紹介します。

① うな丼

土用の丑の日

うな丼は、うなぎを蒲焼きやかば焼きにして、ご飯の上にのせた料理です。蒲焼きのタレがご飯に染み込み、うなぎの旨味と一緒に食べることができます。うなぎの上に温泉卵や刻みネギをのせても美味しいです。

② うなぎの寿司

土用の丑の日

市販の蒲焼きを使用し、寿司飯と合わせて握るか、押し寿司にして楽しむことができます。酢飯との相性もよく、さっぱりと頂けます。

③ うなぎのお茶漬け

土用の丑の日

蒲焼きを、ご飯の上にのせ、熱いお茶やだしをかけてお茶漬けとして楽しむ方法もあります。うなぎの風味とだしの相性が良く、食欲がない時もさらっと食べられます。

これらは食べ方の一部ですが、うなぎは他にもさまざまな調理法で楽しむことができます。お好みのアレンジを試してみてはいかがでしょうか。

4.ウナギ以外にも?土用の丑の日は「う」のつくものを食べよう!

一般的に土用の丑の日はウナギのイメージが強いですが、他にもさまざまなものを食べる風習があります。

ウナギ以外にも、「う」のつく食べ物が良いとされています。早速、「う」のつく食べ物の一例をご紹介します。

<土用の丑の日のウナギ以外の食べ物>

◆たんぱく質豊富な「牛肉」

土用の丑の日 牛肉

スタミナが付く食べ物として挙げられることの多い「牛肉」は、たんぱく質が多く含まれています。

たんぱく質は、内臓や毛髪、歯や骨など全身に関与する栄養素です。もちろん、たんぱく質だけを補給しても、体の中で効率よくエネルギーに変えることはできません。

ビタミンやミネラル等、代謝を促進させる栄養素も一緒に摂ることが大切です。お肉にはこれらの栄養素も含まれています。

◆食欲を増進する梅干し

土用の丑の日 梅干し

「梅干し」は、食欲増進に役立つ食べ物として知られています。

疲労回復にぴったりのクエン酸が豊富に含まれているため、食欲も体力も落ちがちな暑い季節に取り入れたい食材です。お弁当の傷みを予防するのにも活用できます。

◆つるっと食べやすいうどん

土用の丑の日 うどん

うどんは、暑い日でもつるっと食べやすく、調理が簡単な点も魅力といえます。冷たいうどんにたっぷりの薬味を用意すれば、それだけでさっぱりと頂けます。

火を使わず、電子レンジ調理可能な冷凍のうどんを使うのも、時短になり便利です。

◆体を冷やすウリ類

土用の丑の日 うり類

水分をたっぷり含んでいるウリは、体を冷やしてくれる食べ物といわれています。体に熱がこもりがちになる土用の時期には、積極的に取り入れたい食材です。

ウリにはさまざまな種類があるため、好みや食べたいメニューに合わせて選べます。「キュウリ」「スイカ」「カボチャ」「トウガン」「ゴーヤ」はどれもウリの仲間です。

夏に旬を迎えるウリ類も多くあり、手軽に食べられますね。

・無病息災を願う土用餅

土用の丑の日 土用餅

「土用餅」とは、餅を小豆餡に包んで食べる和菓子のこと。夏を健康に乗り切れるようにと願って食べられてきました。

土用の丑に餅を食べるのは宮中で始まった風習で、もともとはガガイモの葉の煮汁と米粉で作った餅入りのみそ汁を食べていたのが発祥と伝えられています。現在のようにあんころ餅になったのは、江戸時代中期のことです。

餅は「力持ち」に、あんこの材料である小豆は厄除けに通じることから、土用に食べると無病息災が叶うと信じられてきた食べ物です。

5. 「う」のつく料理に!万能調味料「おかずみそ」で簡単レシピ!

おかずみそ

万能調味料としてご愛顧いただいている「おかずみそ」は、発売して20年以上になるロングセラー商品です。ご飯のおともになる、おかずのような味噌「おかずみそ」は、そのままで味の決まる調味料としてもお使いいただけます。


味噌は、大豆や米、麦等の穀物に、塩と麹を加えて発酵させて作る発酵食品です。また、その地域によって特徴があり、その味が地域の味として根付いています。


味噌の種類は大きく分けると、大豆に米麹を加えた米味噌、大豆に麦麹を加えて出来た麦味噌、大豆に種麹と大麦を炒って粉末にしたものを加えた豆味噌、の3種類に分けられます。

原料と作り方の違い、地域の味などを加味すると、その種類は全国に約数百種あると言われています。

当社がある会津地方で作られる“会津みそ”は、長期熟成型の赤色辛口の米味噌です。この米味噌をベースに作られた「おかずみそ」は、ご飯に、おにぎりに、そのまま生野菜につけるだけでも美味しく召し上がれますが、お料理の味付やアクセントにもピッタリの調味料です。

■夏にピッタリ!「おかずみそ」を使った「う」の付く簡単レシピをご紹介します。

◆にんにくみそのかまたまうどん

にんにくみそ かまたまうどん

<材料(2人分)>
冷凍うどん  2玉
卵       2個
翌日ニオイが気にならないにんにくみそ 大さじ1
刻みネギ 適量

<作り方>
1.冷凍うどんは表示の通りに茹でて解凍する。
2.どんぶりに茹でたうどんをよく湯切りして入れ、卵、にんにくみそ、ネギをのせる。

面倒な時には、冷凍うどんや、冷凍のきざみねぎを使うのがおすすめです。暑い夏でもつるっと食べられる一品ですよ。翌日ニオイが気にならないにんにくみその量は、お好みで調整してください。


翌日ニオイが気にならないにんにくみそ】は、食後消臭化にんにくを使用しています。食後3~4時間で、食後の気になるにんにく臭が気にならなくなります(※個人差があります)。


ガツンとしたにんにくの香りや味はそのまま楽しめる商品です。
平日からにんにくを食べたい方や、ニオイを気にする方、にんにくが好きな方におすすめですよ!


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◆豚ときゅうりの中華風大葉みそタレ和え

 

<材料(2人分)>
きゅうり      1 本
豚肉(しゃぶしゃぶ用) 100g

【中華風大葉みそタレ】
大葉みそ     大さじ1
ごま油     大さじ1
酢      大さじ3

<作り方>
1.ボウルに大葉みそ、ごま油、酢を入れて混ぜ、中華風大葉みそタレを作る。
2.きゅうりは、小口切りにする。
3.鍋に湯を沸かし、沸騰したら弱火にし、しゃぶしゃぶ用の豚をゆでる。
4.器に豚ときゅうりを盛り、1の大葉みそだれをかける。

大葉の香りと味噌のコク、そして程よい辛味が、きゅうり、豚肉とベストマッチ!
きゅうりには身体を冷やす働きがあると言われ、薬膳料理でも用いられます。暑い夏が旬なだけに、熱くほてった身体を冷ますのに役立つとされています。

また、豚肉に含まれるビタミンB₁は、糖質をエネルギーに変えるのを助ける栄養素で、疲労回復効果が期待されています。さらに、 豚肉に含まれているビタミンB₁は加熱しても壊れにくく、体内で吸収されやすい特徴があるので、倦怠感や夏バテなど疲労回復にピッタリの食材です。

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ごはんにもお料理の味付にも大活躍!
「おかずみそ」

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おかずみそは、簡単便利な調味料です!

当社ホームページにも、おかずみそのおいしいレシピが盛りだくさん!
お好みのレシピが見つかるかも?!ぜひご覧ください!

■会津天宝「おいしいレシピ」はこちら

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