節分とは?その由来など、節分に食べたいおかずみそ簡単レシピもご紹介!
2024/01/172月3日は節分(せつぶん)です。節分は、日本の季節の行事であり伝統行事です。
節分には、なぜ豆をまくのか?何を食べたらいいのか?など、由来や行事、また、節分に食べたいおすすめ簡単おかずみそレシピをご紹介します。
1.節分とは?
「節分」という言葉には、「季節を分ける」という意味があります。
節分は、1年間を24等分した二十四節季のうち、四立(しりゅう)を指します。四立とは、暦の上で新しい季節がスタートする日のことです。立春・立夏・立秋・立冬の前日が、四立にあたります。
暦の上で春が始まる日を立春(2月4日頃)と呼びます。旧暦では「一年は春からはじまる」と考えられており、特に大切にされていました。そのため、春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日だけを節分と呼ぶようになったとされています。
また、季節の分け目には邪気が現れやすく、その邪気の象徴が「鬼」とされています。節分には、豆(主に大豆)をまいて、邪気を祓った後に、年齢の数だけ豆を食べて、1年間の幸せを祈ります。これは、米と同じエネルギー源で霊力を持つとされる豆をまくことで、病や災いを祓い、更にその豆を食べることで力をいただけると考えられたからです。
この考え方が中国の古い鬼追いの行事「追儺(ついな)」と合わさり、広まったとされています。
2.主な節分行事など
① 豆まき
節分の代表的な風習として知られています。保育園やこども園などでも行われる事が多く、豆まきを
楽しむ行事として全国的にも親しまれています。豆まきは通常、家や部屋の入り口で行います。
「鬼は外、福は内」と叫びながら、豆をまきます。豆をまくことで、鬼や厄災を追い払い、幸運を呼び込もうとする伝統行事です。
豆(まめ)は「魔目(まめ)」の意味を持つとされています。また、魔の目に豆をぶつけ、魔を滅して無病息災を祈る意味もあります。京都に鬼が出たときに、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目(魔目)に投げつけて魔を滅した(魔滅)という言い伝えもあるようです。
投げる豆には炒った大豆を使います。生の大豆を使う理由は、拾い忘れた豆から芽が出てしまう可能性があり、それは縁起が悪いこととされているからです。また「炒る」は「射る」にも通じているとされ、鬼を射って封じ込めるという意味もあると言われています。
使われる豆は地域によって異なり、炒った大豆の代わりに落花生を使うこともあります。
②恵方巻
節分の日には、「恵方巻」と呼ばれる特別な寿司巻きが販売されています。また、節分のオリジナルメニューとして、恵方巻を各家庭で手づくりする方も多いのではないでしょうか。
近年では、定番の恵方巻も多様化しています。サラダ巻き、子ども達に人気のサーモンやマグロ入りのものなどもあります。さらに、恵方巻に見立てたロールケーキなどの、おやつ系のスイーツ等、様々な恵方巻があります。
恵方巻は一般的に、その年の「恵方」に向かって巻かれたものです。その年にちなんだ数種類の具が使われています。恵方巻の基本的な食べ方・作法は、一斉に巻き寿司を口に含み、恵方に向かって願い事をします。恵方はその年によって変わります。一言も話さずに恵方巻きを食べ切ると、その願いが叶うとも言われています。
かつては関西圏で節分に時に恵方の方角を向いて「丸かぶり」「丸かぶり寿司」「太巻き寿司」と呼ばれる寿司を、切り分けずに寿司を頬張りながら食べるという独自の食文化・風習でした。今では日本全国で節分行事の1つとして親しまれています。
③節分豆や福袋
節分の時期には、節分豆(いわゆる「福豆」)や福袋が販売されます。これらは、良い運気や福を呼び込むためのアイテムとされています。節分豆は主に、炒り大豆や落花生です。
④柊鰯(ひいらぎいわし)
「柊鰯」は古くからの日本の風習として伝えられている節分の飾りです。ひいらぎの枝に、焼いたいわしの頭を刺したものを指します。一部地域では、魔よけとして家の軒先に飾る風習があります。いわしは頭だけを使い、柊鰯を飾ったあと、その日中にいわしを食べる地域もあります。
柊鰯は、節分の鬼が嫌いな葉っぱである尖ったトゲの柊と、鬼が嫌がる臭いの鰯を組み合わせます。この柊鰯を飾ることで「鬼が家に入って来ないように」という魔除けの意味があります。
また、鰯は腐りやすく、焼くことで臭いを出して魔除けをしていたとされています。この事から、「やいかがし(焼嗅)」と呼ばれることもあります。「やいかがし」の“やい”は、“焼く”、“かがし”は“嗅がし”という意味です。「焼き嗅がし」が転じて「やいかがし」となったとも言われています。
地域によって節分行事も様々です。「鬼は外!福は内!」福あふれる素敵な1年になりますように…!
3. 大豆は米にまさる?!
豆まきに使われる大豆。「大豆は米にまさる」とも言われています。これは、日本でもっとも古い医学書『医心方(いしんほう)』に出てくる言葉です。大豆は植物ですが、たんぱく質や脂質が多く含まれており、「畑の肉」とも呼ばれているほど、栄養価も高いとされています。
【大豆の栄養素について】
畑の牛肉(お肉)と称される大豆。文部科学省の「日本食品標準成分表」一覧によると、いり大豆の可食部100g当たりのたんぱく質量(37.5g)は、牛肉もも(焼き)と同量のたんぱく質量(27.7g)を上回ります。しかも、体内で作ることのできない必須アミノ酸9種類を含め、人間が必要とするアミノ酸20種類すべてを含む強力なたんぱく源でもあります。また、たんぱく質以外にも、アンチエイジング効果で注目されているポリアミン、総コレステロール値を低下させる大豆レシチン、腸内の善玉菌を増殖させるオリゴ糖、抗酸化作用がある大豆サポニンなど、多くの機能性物質を含んでいます。
節分でまいた豆は、年齢と同じ数だけ食べると体が丈夫になり風邪をひかないと言われています。年の数まで食べれないという方も、冬から春へ向けての健康サポートとして、大豆や、大豆製品(味噌、納豆、豆乳、きな粉等)を食事ととして一緒に摂り入れてみるのもおすすめです。
4.節分に食べたい、おかずみそを使った簡単レシピ3選
2月は、まだまだ冬の寒さが厳しい気候でもあります。
そんな節分の時期におすすめの、おかずみそ簡単レシピを3つご紹介します。
万能能調味料「おかずみそ」は、その名の通り、おかずになる味噌です。
あったかいご飯に、おにぎりに、また、生野菜につけるだけでも美味しく召し上がれますが、お料理の味付やアクセントにも使える人気の調味料です。
◆いわしだんごのネギ鍋
<材料(2人用鍋使用)>
ごぼう 1/2本
長ねぎ 2本
水 300cc
ねぎみそ 大さじ3程度
【いわしだんご】
★いわし身(たたき)150g
★ねぎみそ 大さじ1程度
★卵 1/2個
<作り方>
1.ごぼうはささがきにして水にさらし水気をきる。ねぎは3~4㎝程度に切っておく。
2.ボウルに、★印材料を入れ、しっかりこねておく。
3.鍋に水を沸騰させ、2を一口サイズにスプーン等で丸めて入れる。ひと煮立させ、しっかり火を通す。
4.3の火を一旦止め、ねぎみそを溶かし入れる。
5.再度火にかけ、仕上げにねぎを加えて出来上がり。
☆ワンポイント☆
鍋の味を見ながらねぎみそを調整してください。生味噌を少し足すと、よりコクが出て美味しく仕上がります。大根や他の海鮮具材を追加したり、ごぼうを一度炒めてから入れても美味しいです。いわしだんごに代わりに、1~1.5㎝程度のスライスした鶏肉(もも肉がおすすめ)を入れてもOK。お好きな具材で楽しめるメニューです。
ねぎみそは、かつお節粉末入りのおかずみそです。だしを入れずとも、鍋スープ代わりに、また、味噌汁の素のように、適量をお湯に溶かせば、手間いらずの即席味噌汁にもなりますよ!体が温まる汁物は冬におすすめの献立です。
いわしは、血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きのあるEPA、脳の働きを良くするDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでおり、生活習慣病の予防にも効果があると言われている食材です。また、細胞の生まれ変わりを助け、髪や肌の健康を保ったり、口内炎の予防にも役立つビタミンB2が豊富に含まれていますので、節分のみならず是非摂取したい魚ですね!
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◆カブと納豆の大葉みそ和え
<材料2人分>
かぶ(中) 2個
塩 少々
ひきわり納豆 80g
大葉みそ 大さじ2程度
塩 少々
<作り方>
1.かぶは2cm角のさいの目に切り、塩をふって10分程度おき、しんなりしてきたら水けをふきとる。
2.ボウルに、ひきわり納豆、大葉みそを加えて混ぜ、1を入れて味をからませる。
☆ワンポイント☆
火を使わない和えるだけの簡単調理レシピです。材料さえ準備すれば、約20分程度で完成します。
大葉みそが全体の味をまとめ、つるっと食感が楽しいご飯がすすむ副菜です!お好みで、ごま油を少々混ぜると、中華風のおかずに味変できます。
かぶは淡色野菜で、ビタミンCを多く含んでいる食材です。また、炭水化物などの消化を助ける酵素(ジアスターゼ)も含んでいます。生で食べると、弱った胃や食べ過ぎ、胸やけに効果があるとされています。また、納豆は、多くのビタミン類、ミネラル、食物繊維などが含まれいます。腸内環境を整え、消化をサポートする効果もあるとされている発酵食品です。
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◆ふきのとうみそ炊き込みご飯
<材料(2合分)>
米 2合分
水(炊飯用) 適量
ふきのとうみそ 大さじ2
こうじみそ 大さじ2
にんじん 30g
油揚げ 1枚
生鮭切り身 1切れ(100g程度)
万能ねぎ、ごま等(トッピング) お好みで
<作り方>
1.洗米し炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水を入れ、しっかり浸漬する(30分程度)。
2.1に、ふきのとうみそとこうじみそを入れ、よく混ぜ合わせる。
3.にんじんは千切り、油揚げはお好みのサイズに切り、生鮭の骨は取り除く。
4.2に3を入れ、炊飯する(早炊きだとお米に芯が残ることがあります)。
5. 炊きあがったら全体をよく混ぜ、茶碗に分け、お好みで万能ねぎ、ごま等をトッピングする。
☆ワンポイント☆
ふきの香りと程よい苦みが、ご飯全体に広がります!お好みでふきのとうみそをプラスしてもOKです。生姜、とけるチーズなど、お好み具材を足してアレンジも楽しく出来ます。
ふきのとうは、春を告げる食材として親しまれています。ふきには一般的に、「若返りのビタミン」と呼ばれ老化防止に効果的といわれるビタミンEのほか、女性が不足しがちな鉄分や葉酸なども豊富と言われています。特有の香りは「フキノリド」と呼ばれる成分で、胃腸の働きをよくしてくれるとされています。
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5.「おかずみそ」は、お料理の味付にも大活躍!
おかずみそは、手のひらサイズの簡単便利な人気の調味料です。
ご飯のおともに、野菜に、お料理の味付にと様々楽しめます。
当社ホームページにも、おかずみそのおいしいレシピが盛りだくさん!
お好みのレシピが見つかるかも?!詳細は、下記おいしいレシピより検索できます。
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参考:文部科学省「日本食品標準成分表 2015年版(七訂)」