万能調味料活用法「ねぎみそ」編・簡単レシピもご紹介！

2023/07/25

「ねぎみそ」は、ビン入り商品の人気上位商品として今もなおご支持・ご愛顧いただいている万能調味料です。ねぎみそには、国産の生ねぎやかつおぶしの粉末などが入っていますので、旨味や味の整った調味料として、ご飯のお供はもちろん、お料理等にも幅広くお使いいただけます。

このコラムでは、一般的なねぎの特徴や栄養と、万能調味料ねぎみそを使った。おすすめオリジナル活用レシピをご紹介します。

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１．ねぎの特徴・栄養とは？

ねぎは大きく分けると、３種類あります。特徴は以下の通りです。

・「千住・加賀系」
根深ねぎの系統で、白く伸びた茎を食し、主に東日本で作られており、寒さに強い特性があります。

・「九条系」
京都生まれの葉ねぎで、主に葉を食べます。西日本で多く作られています。

＜ねぎの栄養とは？＞

根深ねぎは一般的に、「長ねぎ」「白ねぎ」などと呼ばれています。土寄せをして日に当たらないようにし、白い部分が多くなるように育てられます。
特有のにおいがあり、生食すると辛みがありますが、煮込むと甘くとろりとした食感になります。

・アリシン
殺菌作用や血行促進作用が期待される栄養成分です。
“ネギは風邪によい”と言われているのは、辛み成分であるアリシンの殺菌作用や血行促進作用によるものが理由のひとつとして考えられています。また、血管を拡張させ血流を促すことで、体を温めてくれる作用も期待されています。

・βカロテン
ネギは緑黄色野菜に分類されます。ネギの緑色の部分に多く含まれており、抗酸化作用があります。脂溶性ビタミンであり、油と一緒に摂取すると効果がアップするとされています。

・ビタミンC
ネギの緑色の部分に多く含まれています。活性酸素を消去する抗酸化作用を持つ栄養素で、風邪予防など免疫力も高める働きがあります。
美容にもよいとされていますが、水溶性ですので、こまめに摂取する必要があります。

・カリウム
ネギの緑色に多く含まれており、体内の塩分・水分のバランスを整える栄養素です。
さらに、体内の塩分濃度が高まると、過剰になった塩分を排出する働きがあるとされています。また、水に溶けやすいという性質もあります。

・カルシウム
ネギの緑色の部分に含まれています。カルシウムは、骨や歯を形成するのに欠かせない栄養素です。

・食物繊維
ネギには、水に溶けにくい不溶性食物繊維が含まれています。不溶性食物繊維は、水分を保持して便のかさを増したり、腸を刺激して排便をスムーズにしてくれるはたらきがあります。また、腸内で善玉菌が増えるのを助けてくれるはたらきもあります。

ねぎには、さまざまな栄養素が含まれていますが、あまり食べすぎると場合によっては体調不良を起こす場合もあります。他の食品とバランスよく摂取することが大切です。

２．簡単ねぎみそ活用レシピ

万能調味料おかずみそ「ねぎみそ」を使った簡単レシピをご紹介します。社員おすすめオリジナルレシピです。

① ねぎみその冷や汁

＜材料＞１～２人前
木綿豆腐　150ｇ
ねぎみそ　大さじ２～３程度
水　　　　250㏄
ご飯　　　お茶碗１～2杯
きゅうり　1/２本
薬味　　　大葉、みょうが、万能ねぎ、すりごま等　適量

＜作り方＞
１．きゅうりは薄切りの輪切りにする。
２．ボウルに木綿豆腐を入れ、食べやすい大きさに崩し、そこへ、きゅうり、ねぎみそ、水を加えて混ぜ合わせる。
３．大きめの器にごはんを入れ、その上に２と、お好みの薬味をのせれば完成！

夏の暑さで食欲がわかない時も、冷やし茶漬けのようにさらっと食べられる逸品に！多めにご飯を炊いて保存しておけば、さっと作れます。焼き魚を入れない冷や汁レシピですが、魚を入れると、より味わいが豊かになります。薬味はお好み量入れてＯＫです。汁は、お好みの濃さに調整してください。ごま油で風味付けもいいですね！

【冷や汁とは？】
宮崎県、埼玉県、山形県などに伝わる郷土料理のひとつです。焼いたあじ、イワシなどの近海魚をほぐし、焼き味噌をのばした汁に、豆腐、きゅうり、青じそなどの薬味を入れてアツアツのご飯にかけて食べる夏の名物料理です。

②ねぎみそミルクパスタ

＜材料＞１人前
パスタ　　　　　　１人前(100ｇ程度)
ベーコン　　　　　ハーフサイズ２枚
しめじ　　　　　　１/４株程度
牛乳　　　　　　　200㏄
水　　　　　　　　250ml程度
冷凍ほうれんそう　30g
ねぎみそ　　　　　大さじ２～３程度
塩・こしょう　　　適量

＜作り方＞
１．ベーコンを食べやすい大きさに切り、大きめのフライパンで炒める。
２．１に、パスタ、ほぐしたしめじ、牛乳、水を入れ、パスタの袋表示通りの分数茹でる。弱～中火程度。（液が無くなりそうなときは、お水か牛乳を適量加える）
３．パスタが茹で上がったら、冷凍ほうれん草と、ねぎみそを加えよく混ぜ合わせる。
４．塩コショウで味を整え、お皿に盛る。

フライパン１つで出来上がるワンパンレシピです。牛乳とみそのコクが広がるやさしい味わいのパスタになります。クラムチャウダーのように、あさり等の冷凍シーフードミックスを足すと、より旨みが増しますよ！

【牛乳】
カルシウムをはじめ、たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン、さらに牛乳は体内では合成されない必須アミノ酸がバランス良く含まれています。砂糖が入っていないのにほんのりやさしい甘さが広がります。
そのまま飲むのも良いですが、お料理に加えると、やさしい味わいとコクがでてより風味が増すのでおすすめですよ。

③ねぎみそアボカドマヨディップ

＜材料＞
アボカド　　　　　１個
レモン汁　　　　　小さじ２程度
ねぎみそ　　　　　大さじ３程度
マヨネーズ　　　　大さじ３程度

＜作り方＞
１．アボカドは皮と種を取り除き、袋に入れ、レモン汁も入れてよくつぶす。
２．１に、ねぎみそ、マヨネーズを入れ混ぜ合わせ、器に盛り付ける。

クリーミー感と、ねぎみそマヨのこくのある旨みが相性ピッタリ！
そのままご飯や酒の肴にも！スティック野菜やクラッカーにのせてディップも楽しめます。
食パンにぬって、お好みで溶けるチーズを適量のせてトースターで焼くと、おかずパンにもなりますよ！

【アボカド】
別名「森のバター」とも呼ばれており、果肉の約18％が脂肪分でできているのが特徴です。コレステロールとナトリウムを含んでおらず、さらに、脂肪分には不飽和脂肪酸であるオレイン酸やリノール酸、リノレン酸が含まれています。トランス脂肪酸を含まない食品として、健康や美容面でも注目されている食品です。